ネットワークをSpeed WiFi HOMEに変更する

前振り

現在、URの団地に住んでいるのだが、ネットワーク回線に不満を持っている。auひかりの回線を使用しているが、速度が理論値で70Mbps(都市機構DX)。普段使うには十分だが、もう少し早くできないものか、と感じていた。近々引っ越しの可能性があったため、現在の回線を解約し、代わりを探していた。代わりとして見つけたのが、WiMAXのホームWiFiルーターである。最近ソフトバンクで売り出している形式のもので、気にはなっていた。理論値で440Mbpsという速度も魅力的である。

今回のお題

ネットワークをauひかりの回線からWiMAXのWiFiルーターに変更し、どれだけ変化が出るかを見る。

・auひかり 都市機構DX 下り70Mbps
https://www.au.com/internet/auhikari/service/net/mansion/

・WiMAX WiFiルーター
http://www.uqwimax.jp/products/wimax/home_l01/

なお、住まいは4F。WiMAXは高層階ではつながらなくなるので、もし利用するのであれば注意が必要。自宅ではちゃんと利用できたのだが。

速度測定にはBNRスピードテストを利用する。
http://www.musen-lan.com/speed/

測定結果:auひかり




平均して50Mbps。悪くはない。

測定結果:WiMAX



目を疑う結果となった。auひかりの10分の1。起動してすぐなので、アップデートすれば改善されるかもしれない、と考えアップデートした。

測定結果:WiMAX(2度目)



アップデートしてからは転送速度が上がった。それでも440Mbpsには程遠い結果になり、めまいがしている。変なの契約しちゃったなぁ、と軽くキレている。

なお、何度か測定しなおしたところ、約17Mbpsまで上がった。

この状態で、大航海時代オンラインをプレイしてみたが、回線混雑にならなかった。大丈夫そうである。

ホームWiFiルーターの用途は?

最後に、WiMAXやソフトバンクが出している、ホームWiFiルーターの用途を考えてみる。
まずはメリットを考える。

  1. 回線工事不要
  2. 契約して電源を入れたらすぐに使える

ということで、回線工事ができないか、してほしくない家庭、もしくは単身赴任などで入居直後、すぐにネットワーク接続したい人に向いているように感じる。

デメリットはというと、以下ではないかと思う。

  1. 回線速度が不安定
  2. 有線にはない速度制限がある
1は上記の結果が雄弁に語っている。2は、WiMAXだと3日間で10GBを超えると速度制限がかかる。ソフトバンクでは速度制限を時間帯に割り振っている。個人的には撤廃してほしいのだが、厳しいのだろうか。

まぁ、当面使ってみて、あまりに問題があれば、高額な違約金覚悟で別の回線にするということにする。

追記:我慢がならないので

Homeルーターの位置を変えて試してみたのだが、低速で不安定なのは変わらなかった。そのため、WiMAXのほうを解約することにした。工事不要、設置が楽ということではよかったが、環境が悪かったのかもしれない。

もう一つ。今回はBNRスピードテストを利用したが、速度計測をするサイトはほかにもある。興味があれば、試してみてはいかがだろうか。

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