OpenStackをインストールしてみる

オープンソースで開発されているクラウド環境構築用のソフトウェア群、OpenStack。検証環境にインストールできそうなのでやってみた。

検証環境

検証環境は以下のとおり。

【ハードウェア】 自作PC
・CPU:AMD Ryzen5 1600
・メモリ:DDR4 8GB x4 合計32GB
・ストレージ:SSD 500GB
       HDD 2TB

【ソフトウェア】
・OS:Windows10 Pro 64bit
・仮想マシンマネージャ:Oracle VM Virtualbox5.1.22

【仮想マシン環境】
・OS:CentOS7.2 最小構成
・メモリ:8GB
・ストレージ:500GB

インストール実施


アップデートを行い、その後にインストールを実施した。
参考にしたサイトは以下。
RDO:All-in-one quickstart: Proof of concept for single node
https://www.rdoproject.org/install/quickstart/

実行したコマンドを以下に記載する。ユーザーはrootにしている。

# systemctl disable firewalld
# systemctl stop firewalld
# systemctl disable NetworkManager
# systemctl stop NetworkManager
# systemctl enable network
# systemctl start network

# yum install -y centos-release-openstack-ocata
# yum update -y
# yum install -y openstack-packstack
# packstack --allinone

コマンド:packstackを実行後、しばらくすると「Testing~」が表示される。時間がかかるのでしばらく待つ。

ちょっとフライングして、ブラウザで「http://(IPアドレス)」にアクセスしてみた。
ログイン画面が表示されたので、ユーザー名、パスワードを入力してみた。
 ユーザー:admin
 パスワード:/root/keystonerc_adminに記載されている
      「export OS_PASSWORD=」の値

ログインできた。以下ダッシュボード画面が出てくれば、とりあえずインストールできてそうである。

そうこうしているうちに、コマンドが完了したようである。
「**** Installation completed successfully ******」が出力された。

OpenStackのインストールは、オールインワンパッケージのため楽になっていた。あとはどうやって使うか、というところだろうか。

次回は、実際にダッシュボードにて操作してみる。

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